地域連携薬局
地域連携薬局は、「地域の医療機関などと連携して患者さんが診療や介護を安全・円滑に受けられる」という役割を果たす薬局のことです。
地域連携薬局は以下のような特徴をもっています。
（当社では大森薬局、うのき薬局、みつぎ薬局が地域連携薬局に該当します）。
1．薬局の設備に関すること
- 薬局で患者さんに薬の説明をしたり相談を受けたりする際は、いすや仕切り壁のある
ブースを使用して情報が漏れないように配慮しています。 - 薬局に手すりやスロープを設置し、高齢者や車いすの方
でも移動しやすくしています。 - 注射薬など無菌的に調剤する設備を整えています。
2．薬局の体制に関すること
- 開店時間以外でもご相談に応じています。
- 休日や夜間でも薬を提供しています。
- 麻薬の処方せんにも応じています。
- 患者さんから副作用に関する情報を聞き取った場合に国に報告するなど、医療安全対策を実施しています。
- 常勤として１年以上勤務している薬剤師、地域包括ケアシステムに関する研修を修了した常勤として勤務している薬剤師が在籍しています。
- 患者さんの居宅を訪問して、薬の管理や服用に関する情報を提供しています。
- 医療機器や衛生材料を販売しています。
3．薬局と地域との連携に関すること
- 地域ケア会議やサービス担当者会議に出席し、
他職種と情報交換、情報共有しています。 - 地域の医療機関の薬局と随時報告・連絡しており、その実績も有しています。
- 地域の他の医療機関に対して、患者さんの薬の使用に関して情報を提供しています。
- 他の薬局に対しても随時報告・連絡しています。
- 在庫している薬を必要な場合に他の薬局に提供しています。
- 従業員は、地域包括ケアシステムに関する内容の研修を受講しています。
